鋼製型枠メリット工法

 

鋼製型枠メリット工法

メリットフォームとメリット工法

従来、型枠の組立てに際して一般のメタルフォームを使用した場合、その面板にフォームタイ取付用の穴をあける必要がありました。
この穴あけ作業は施工プロセスから考えて止むを得ない作業とは言え、手間がかかる上に、メタルフォームの生命である面板を傷つけることになり、またフォームタイ締付による面板変形が生じることもあり、メタルフォームの使用可能期限を著しく減少させる原因となっています。
そのため、使用後に穴うめ処理や面板の変形補修を施していますが、この穴あけ・フォームタイ締付・穴うめ・変形補修といった一連の作業には馴れた熟練者の腕とそれだけの時間を必要とし、資材管理上の問題ばかりでなく、作業効率の低下や工期の長期化、労務量・労務コストの上昇など工事の経済性を悪化させる一因となっています。
もっと手軽に、作業を単純化し工期短縮を実現できるメタルフォームがないだろうか-以前から現場関係者の間でそのような話題が出ていました。

<メリットフォーム>は、その名のとおり工事の経済性良化(コスト節減)に貢献するニュータイプのメタルフォームです。
その最大の長所は、型枠組立に際して穴あけを必要としないことで、一般のメタルフォームと異なり、縦リブにセバレータ固定用のスリットが2ヵ所あけてあります。
また、高張力鋼を鍛造によって製作した≪メリットコーン≫を開発し、これらの機材と≪メリットホルダー≫≪ハイテンションセパレータ≫などの機材の共用により、コンクリートの軀体精度と安全性を飛躍的に高める新しい型枠工法<メリット工法>は、すでに多くの現場で採用され、その優れた実績により業界からも画期的な工法として注目を集めております。

メタルフォーム

メタルフォームは、規格・強度・精度その他どの点をとっても従来製品と比較して何ら遜色がないばかりか、経済性という点でも、現場からのご要望にきめ細かくお応えする企業努力を図っております。もちろん標準規格ですので従来製品との併用やメリットフォームとの併用も可能です。
また各種の規格メタルフォームの製造をはじめとして、異形フォーム・円形フォームなどの受注設計および製造、さらにはその他の割付け・設計・製造まで、鋼製型枠全般に関してどのようなご要望にも迅速にお応えできるよう選り抜かれた技術スタッフが常時ラインアップされております。

どうぞお気軽にご相談ください。