①リフト、ダムウェーターの耐用年数
仕様頻度や取り扱い方によって異なりますが、(細部を除いて大きい部分で言うと)
『30年~40位』、また仕様頻度と設置場所に依っては半永久的だと思います。
実際に過去にリフトの撤去依頼の仕事を頂いた際の簡易リフトは、
『現役で50数年間稼動していた簡易リフト』でした。
様々な業種や使い方に当てはまる条件という事で当てはめるのは正直難しい処です。
と言う事で大まかですが、『半永久的』というお答えになるのです。
下記では部品についてや、メンテナンス等より安全・永く使って頂くための情報をお教えいたします。
今後の取り扱いや、知識を身に付けていただけると幸いです。
A・部品の交換について
※早い部分~遅い順(但仕様頻度及び使い勝手に依り異なる)
- ドアスイッチ
- 各階リミットスイッチ
- 押し釦スイッチ
- ドアワイヤー
- 巻き上げ機メインワイヤー
- 巻き上げ機本体
- 制御盤
- 籠本体
- 各階扉
- レール
- その他
これから導入される方、既に導入している方も上記に注意して部品交換もしっかり行いましょう。
B・メンテナンスについて
クレーン安全等の法令に依りますと、毎月『自主点検』する事となっています。
出来れば毎月行うことが一番好ましいです。最低でも隔月(1か月置いて次の月)には
点検を行いましょう。
C・もしメンテナンスを怠ったら?
メンテナンスを実施しなかった場合この様な事が起きる場合が御座います。
- 部品破損や籠本体破損等 → 人身事故・重大事故等を発生する場合がある。
- 本体撤去勧告・多額な費用や請求 →上記の症状で事故等が発生し、高額な修理費用がかかってきます。
また事故原因によっては行政の検査等が入り、使用停止若しくは本体撤去勧告を受ける場合が有ります。
人身事故の場合も多額な治療費がかかることも・・・・
一概に全てのことが起こるという訳ではないですが、このような事態になると様々な面で障害が発生し私生活・お仕事共に大変な事に。
そうならない為にも”必ず”『保守点検』を行いましょう!